5団体合同災害リハビリテーション研修会に参加してきました
2019.12.03
11/30(土)12/1(日)の2日間、有喜ふれあい会館において、5団体(PT協会、OT士会、ST士会、県リハ、長崎J-RAT)合同による災害リハビリテーションをテーマにした研修会が開催されました❗️
2日目は初日に引き続きJRAT熊本事務局次長の佐藤亮先生のご指導のもと、REHUG(リハビリテーション本部運営ゲーム)の実践をさせていただきました。私達のチームは7人で、調整本部役と活動本部役に分かれ、私は調整本部でクロノロ(物事を時系列に記録していく)役割を担当しました。
今回の研修はPT・OT・STの会長や副会長を始め、理事の方々が多数参加されており、長崎県のリハ団体の災害への危機意識の高さを実感しました✨
つい先日、長崎災害リハビリテーション推進協議会と長崎県による「災害時のリハビリテーション支援活動に関する協定」も締結されましたので、多くの会員の皆さんにも災害リハへの意識を持っていただけるようになればと願っています。
実際の現場で様々な処理や判断に追われている活動本部の方々に比べると私達の調整本部にかかってくる電話の頻度は少なかったですが、それでも被災して人、物、金がない中でいかに迅速にベストな判断や選択をするかを迫られました。また、報連相の際には5W1Hの基本を徹底しないと情報が不明確になり、トラブルに繋がることも痛感しました💦
普段、十分に人や物がある環境で臨床業務にあたっていますが、被災してそれらが無い中で日常の常識が通用しないことも理解できました。
HUG(避難所運営ゲーム)やREHUGは一度でも受けておくと、かなりその状況をイメージするトレーニングになると思います。REHUG研修会は今後、毎年開催される予定とのことですので、皆さんも是非参加されてみて下さい✨
ps.今回1番驚いたのは昼食もとらず10時から14時まで研修会があったことでした💦